古物商許可とは?Qoo10で販売する際に行政書士に相談しよう!
2024/03/21
古物商許可という言葉を聞いたことがありますか? 中古の商品を売買するためには、許可を得なければ生業として行えません。Qoo10で古物を販売する場合、必要な手続きや注意点があります。今回は、知らないと困る古物商許可について解説します。また、行政書士に相談することで、スムーズに手続きを進めることができます。Qoo10での販売に際しては、ぜひ参考にしてください。
目次
古物商許可とは?
古物商許可とは、古物取引業を営む者が行うために必要な許可のことです。古物とは、古い品物や骨董品、美術品などが含まれます。古物取引業者は、法律によって許可を受けなければなりません。この古物商許可は、警察署に申請する必要があり、少し手間が必要となります。また、許可を受けた後も、何か変更があった際には警察署への届出が必要となります。古物取引業者は、この許可を受けた上で、古物を正規に取引することができます。行政書士奥本聡は、この古物商許可の取得に必要な書類の作成や申請の手続きを代行しております。
Qoo10で販売する際の注意点
Qoo10というオンラインショップを皆さんはご存じでしょうか? Amazonやメルカリに比べて知名度は高くないかもしれませんが、最近広告などに力を入れており伸びてきているマーケットプレイス型のECサイトです。行政書士奥本聡はQoo10でオンラインショップを開きたいというお客様の古物商許可を申請したことがあります。市場はAmazonほどではないため、少し魅力が落ちると考えることもできますが、逆も考えられます。競争がAmazonほど激しくないので、チャンスを得られる可能性があるともいえるのです。
行政書士に相談するメリットとは?
古物商許可は比較的簡単な手続きです。極論をすれば自分でも行うことが出来ます。
それでは行政書士に相談するメリットはなんでしょうか?
1番は行政書士に相談することで、手続きのスピードアップや誤りの回避、正確なアドバイスを受けることができるというものです。AIが発達することで士業の仕事がなくなるという方もいますが、士業者は「相談を受けること」も仕事にしています。コンサルティングとも言えますね。古物商許可の手続きは、警察署へ出向くことも合わせると少し時間を作らなくてはならなくなります。行政書士に外注をした方が気楽だと言えますね。
効率的に手続きを進めることで、ストレスや負担を最小限に抑えることができるというのがメリットです。さらに、行政書士の中にはその後のアドバイスもくれる方もいますので、そのような関係を築けることもメリットと言えるのではないでしょうか?
古物商許可申請手続きの流れ
古物商許可申請に必要な資料は次のものです。
・申請書1~4
・住民票の写し
・身分証明書
・誓約書
・直近5年間の略歴書
・URLの使用権限を疎明する資料
です。このうち、少し手間がかかるのが、略歴書とURLの使用権限を疎明する資料です。略歴書については、独自の様式で作成しなくてはなりませんが、そこまで厳密なものではありません。参考になるサイトもいくつかあると思います。
では、Qoo10のURLの使用権限を疎明する資料はどうやって作成すればよいでしょうか? 神奈川県警察へ提出した経験からお伝えします。
1.「基本情報」からマイ情報のページをスクリーンショットしましょう
2.ショップ基本情報から、基本連絡先情報、運営担当者の情報、セラーショップ情報までスクリーンショットで撮影します。
3.セラーショップ情報のセラーショップのアドレスもしっかりとわかるようにしましょう。
このセラーショップのアドレスは、申請書の様式第1号その3に記載する送信元識別符号と同じものであることが大切です。
ECサイトで古物販売を考えているときに大切なこと
商品を売るときには、消費者契約法、特定商取引法などについて漠然とでよいので知っている必要があります。消費者契約法は、消費者が取引に関する正しい情報を得ることができるようにする法律であり、特定商取引法は、通信販売やインターネット販売などで消費者を守る法律であり、消費者にはクーリングオフ期間が与えられることがあります。ECサイトはそれぞれのサイトの規約も読んでおく必要があります。規約に違反するとせっかく許可を取って商売も順調であったのに、出店が出来なくなってしまうこともあります。
行政書士は、販売者が遵守すべき義務や注意点をアドバイスすることができます。許認可の取得だけではなく、その後の相談相手としてもぜひ行政書士奥本聡にご連絡ください!