行政書士奥本聡事務所

電気工事士の仕事とは?簡単に解説します!

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電気工事士の仕事とは? 電気工事士をとって建設業を!

電気工事士の仕事とは?簡単に解説します!

2024/07/27

電気工事士は、私たちの生活に欠かせない電気を安全かつ効率的に扱う専門家です。家庭や企業、公共施設など、あらゆる場所で電気設備の設置や保守点検を行い、快適な環境を提供しています。しかし、具体的にどのような仕事をしているのか、どのような資格が必要なのかは意外と知られていません。この記事では、電気工事士の仕事内容や求められるスキルについて、簡単に解説していきます。これを通じて、電気工事士という職業の魅力や重要性を再確認してみましょう。

目次

    1.なぜ、行政書士が電気工事士の話をするのか?

    行政書士である奥本聡がなぜ、電気工事士という資格について語ろうとしているのか……わからない方もいらっしゃるかもしれません。電気工事士と行政書士のつながり、それは建設業許可にあります。
     

    シンプルに電気工事士の資格を持っていると建設業許可を取得しやすくなります! 建設業許可申請における専任技術者の要件を電気工事士を取得することで簡単に満たすことが出来るのです。電気工事士には第二種電気工事士と第一種電気工事士の二種類があり、第二種電気工事士は高校時代に取得したよという工業系高校の卒業生は少なくないはずです。第二種電気工事士は取得しやすいわりに、役に立つ……。文系で言えば、日商簿記やFPのような感覚で取得できてしまう素晴らしい資格だと行政書士奥本聡は考えております。

    何が素晴らしいのか? 手に職がつくこと、就職に有利となること、独立できてしまうこと、副業も大丈夫です。このコラムでは電気工事士について少しお話をします。

    電気工事士の役割と重要性

    電気工事士の役割と重要性は、現代社会においてますます高まっています。私たちの生活や産業は、電気によって成り立っており、その安全かつ効率的な利用を保証するためには、専門的な知識と技術を持つ電気工事士が不可欠です。皆さんは、これから電気がなくなる生活を想像することが出来ますでしょうか?

    難しいですよね。つまり、電気工事の需要は無くならない――重要な社会インフラを整える仕事なのです。

    電気工事士は、電気工事業を行います。電気工事業とは、”一般用電気工作物等又は自家用電気工作物を設置、変更する工事を業として営むこと”です。(埼玉県のHPより

    と、言われても、少しピンと来ないかもしれません。
    電気設備の設計、施工、点検そしてメンテナンス、(屋内外の配線、コンセントや照明器具の設置等がわかりやすいかもしれません)を行い、私たちの生活環境や職場の安全性を確保します。


    科学技術が発展し、電力需要が高まる中、その役割はますます重要になっています。若い人はどのような仕事につこうか迷うこともあるかもしれませんが、電気工事士というのは面白いかもしれません。

    また、電気工事士は地域社会の発展にも寄与しています。ライフラインとしての電気を安定的に供給することで、住民の生活の質を向上させ、地域経済の活性化にもつながります。このように、電気工事士の役割は単なる技術者に留まらず、社会全体に対する責任と重要性を持つ存在であると言えるでしょう。

    電気工事士になるには

    電気工事士には、前述のように第二種電気工事士と第一種電気工事士があります。第二種電気工事士は比較的簡単に取得できます。

     

    第二種電気工事士は一般住宅や小規模な店舗で600V以下で受電する設備、一般用電気工作物の工事を行うことが出来ます。第一種電気工事士は、最大500Kw未満の需要設備の電気工事(ビルや工場、大規模な店舗など)の工事に従事できます。

    第二種電気工事士になるための試験は、学科と技能の試験があり、上期と下期の年に2回行われます。合格ラインはおよそ60点です。

     

    第一種電気工事士になるための試験にも、学科と技能の試験があり、上期と下期の年に2回行われます。合格ラインはおよそ60点です。

    年に2回チャンスがあるのはうれしいですね。年に1回だと前回学習したことを忘れてゼロスタートしてしまうこともありますし……

    必要な資格とスキル

    行政書士として活躍するためには、まず必要な資格を取得することが重要です。行政書士試験は国家試験であり、法律、行政法、商法、民法など広範な知識が求められます。試験合格後には、行政書士登録を行うことで正式に業務を開始できます。資格取得に向けては、専門の講座や通信教育を利用するのも良いでしょう。 また、行政書士には法律知識だけでなく、コミュニケーション能力や問題解決能力も不可欠です。クライアントからの相談に応じ、適切なアドバイスを行うためには、しっかりとしたヒアリング力と柔軟な思考が求められます。さらに、業務を円滑に進めるための事務処理能力やITスキルも必要です。特に、電子申請が増えている現代においては、パソコン操作や関連ソフトの使いこなしが求められます。 このように、行政書士に必要なスキルは多岐にわたりますが、法律に関する知識を深めつつ、実務経験を積むことで、より信頼される専門家として成長できるでしょう。常に学び続ける姿勢が求められます。

    電気工事業登録と建設業許可

    さて、電気工事士の資格を取得したあと目指すものの一つに開業があると思います。電気工事業者として、開業するためには都道府県へ電気工事業者の登録が必要になります。電気工事業に必要な器具を持っていること(絶縁抵抗計、設置抵抗計、電圧計)、第二種電気工事士の場合は3年以上の実務経験があることが必要となってきます。実務経験は、登録済の電気工事業の会社に入っていたことが証明されれば大丈夫です。

    そして、より大きな仕事を元請として引き受けたい場合は、建設業許可が必要となります。建設業許可に必要な専任技術者としての要件を電気工事士は得ることが出来ます。第一種電気工事士ならば、実務経験なしで。第二種電気工事士であれば、3年の実務経験を証明すればOKです。専任技術者となるためには、多くの実務経験であったり、特定の学科卒業が求められたりするのですが、電気工事士は意外と簡単に専任技術者となれてしまうのです!

    今後の電気工事士に求められるもの

    いかがでしたでしょうか? 電気工事士という資格は、第二種電気工事士であれば高校生でも取得できます。しかも、実務経験を積むことさえできれば独立、開業することも夢ではありません。副業でということも第一種電気工事士であれば、不可能ではありません。

    展望が開ける職業です。なかなか、ブルーワーカーや技術系が好まれない社会であるとは思います。しかし、手に職をつけることはどんな人にとっても役立つはず! また、趣味としての電気工事の延長で電気工事士をとるという選択肢もあるはずです。(第二種電気工事士はそこまでハードルが高くないので)

    ぜひ、皆さまも電気工事士に注目ください。そして、行政書士と一緒に登録や建設業許可を取得し大きな企業を作りましょう!

    建設業許可の取得、建設業許可の承継は行政書士奥本聡事務所まで!

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