行政書士奥本聡事務所

相続手続きのスムーズな解決に向けて

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相続手続きのスムーズな解決に向けて

相続手続きのスムーズな解決に向けて

2024/06/30

相続に伴う手続きは、多くの場合、複雑で煩雑なものとなります。しかしながら、遺産分割協議や遺言書の存在などにより、遺産相続においてもスムーズな解決が可能となっています。本記事では、相続手続きを円滑に進めるためのポイントをまとめ、スムーズな解決に向けたヒントを提供します。

目次

    遺産相続における課題と解決策の概要

    遺産相続における課題とは、相続人や遺産分割に関する問題や、紛争やトラブルなどが挙げられます。相続人になる人物が複数いて、お互いに交流も少ない場合は、最悪の場合、遺産分割に関するトラブルが発生してしまうこともあります。また、相続税や不動産評価、相続手続きなどの手続きの煩雑さも課題の一つです。これらの課題に対しては、行政書士が遺産相続に関する手続きを代行することで、スムーズな相続手続きを行うことができます。また、行政書士は、相続人の権利や遺産の分割について正確なアドバイスをすることができます。遺産相続には多くの課題があるものの、行政書士の活用によって、スムーズかつ正確な相続手続きを行うことができます。

    相続手続きの必要書類と手順

    相続手続きを行う際には、必要な書類がいくつかあります。まずは被相続人の戸籍謄本、不動産の登記簿謄本、固定資産評価証明書、預貯金通帳、保険証券や証券口座などの各種証書、そして相続人全員の住民票や印鑑登録証明書などが必要となります。これらの書類の多くは、行政書士に相談し、適切に取得・提示することでスムーズな手続きができます。 また、手続き自体もいくつかの工程があります。まず一番大切なことは、遺言の確認と法定相続人の決定です。
    その後、相続財産を調査して財産目録を作成し、相続人の皆様による遺産分割協議を経て、遺産分割協議書を作成し、遺産分割を行います。相続税申告では、特例を使うことが出来る場合もありますので、税理士さんと相談をしましょう。手続きには独自のルールや法律があり、間違いがあると手続き自体や相続後のトラブルにつながる場合があるため、行政書士や司法書士、税理士(会計士)に相談することが必要です。

    遺産分割の調停や裁判のリスク回避のために

    遺産分割の調停や裁判は、多くの場合、遺産相続人間の対立や不和によって引き起こされます。このようなことが起きると、家族や親族関係を悪化させるだけでなく、大きな財産損失や精神的ストレスにつながることがあります。そのため、遺産分割では、調停や裁判をさけることが非常に重要です。紛争が発生してしまう案件になると弁護士しか対応をすることが出来ませんが、弁護士さんにお願いすると当然ながら相応の支払が必要になります。

    一方で、行政書士は、遺産分割における手続きや書類の作成に精通している専門家です。相続の全体像が分かる前に、相続人の皆様への適切なアドバイスとサポートを提供し、トラブルを回避することを目指していきます。具体的な対策としては、事前に遺言書を作成したり、まずは相続財産を調査することが挙げられます。全体像がわからないうちから、お互いの主張がぶつかり合うことのないように全体を把握していきます。 遺産相続に関する問題は、感情的になりがちであるため、調停や裁判によって解決を図ることは良い結果を生むことがありません。そうなる前に、適切なアドバイスとサポートを提供し、トラブルを回避することが求められます。

    経験からお話すれば、兄弟姉妹間で仲が悪い場合、兄弟姉妹の誰かが親のサポートをしていた場合、同居をしていたがサポートをするのではなく、サポートをされていた場合などは、他の相続人は複雑な心情を持つことが多そうです。他には、お子様がまだ小さく、養育費がかかることが目に見えている場合も、多くお金がと考える方がいらっしゃる印象です。(お子様の養育には当然お金をかけたいですよね。心情的にはわかります)

    このようなことが想定される場合は、遺言状を書いておくのも良いかもしれません。

    司法書士や税理士などの専門家との相談の重要性

    行政書士業務においても、司法書士や税理士などの専門家との相談は非常に重要です。相続における行政書士の業務は、法定相続情報一覧図の作成や遺産分割協議書作成、許認可の届出(農地の相続、自動車の相続)などがメインですが、相続において、専門家を必要とするケースがあります。 例えば、登記については司法書士の方にお願いすることになりますし、相続税の申告は税理士(会計士)の方にお願いします。 こうした場合、専門家に相談することで、正確かつ迅速な対応が可能になります。
    では、初めから、司法書士や税理士にお願いすればよいのではないか? とお考えになる方もいらっしゃるかと思います。
    行政書士奥本聡事務所では、司法書士、税理士の方と連携して相続をサポートすることで、個人でご相談する場合よりもトータルで安くご案内すること目指しております。

    生前対策と定期的な遺言の見直しの必要性

    近年、高齢化社会において生前対策の必要性が増しています。生前対策とは、自分自身が生きているうちに将来の自分や家族のために対策を講じておくことを指し、具体的には、遺言書の作成や医療・介護に関する意思表示、資産管理などが挙げられます。 また、遺言書は一度作成したらそれで終わりではありません。定期的な見直しを行うことは、自分の意図通りに遺産分割が進むようにするためにも重要です。遺言書の見直しを怠っていると、遺言書作成当時の状況や人間関係が変わってしまい、意図しない相続人に遺産が分割されてしまうこともあります。 このように、生前対策はもちろん、定期的な遺言書の見直しも欠かせないものとなっています。行政書士は遺言書の作成や相続手続きに詳しく、遺言書の見直しもサポートしてくれるので、必要に応じて相談することをお勧めします。

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